2017年6月  和裁教室

どの授業も皆さんのお好きな内容で楽しく、一生懸命に進められました。

そんな中で和裁ならではの着物の印付けのお話です。

和裁では、尺さしを便利に使って寸法印付けができます。紙に算数式を書いて必要寸法を割り出していただきますが、それをへらを引きながらやってしまうさし使いを伝授。

着物を日常着としていた時代には、さしだけで見積もりをし。紙に計算するのでは無く、さしの置き方(使い方)の工夫で簡単に計算結果を出し、そのままヘラ付けしていました。

現代の和裁の中で表には出てこない、鯨尺の文化をちょこっとお伝えできました。

ひさえ和裁教室で、日本文化・和裁技術の深いい~部分にも触れてみませんか。

次回は、いつもの授業以外に「襦袢の半衿付け」のみの授業も予定しています。針1本とご家庭のある道具を工夫して誰でも簡単にできる方法をレッスンします。時間内であればお手持ちの襦袢何枚でもお付けになってください。着物は好きでも半衿の取り替えは面倒と思っていらっしゃる方はぜひご参加ください。

6月のマルシェで半衿付けのワークショップに参加して下さった方の感想は、「これは納得! 難しい技術を使わないので楽です。」衿肩周りの内側をクケルことがない。縫い止めるだけで済むのは楽です。

針1本以外は、普通のご家庭にある物を使うのですが、それを使うことの利点も私の手元を見て目を丸くされていました。プロに半衿つけを依頼すると2000円以上のお支払いとなります。お襦袢だけを持ってお越しください。

 

告知

7月13日(木) 和裁教室14:00-17:00

*注意* 2名以上の参加で開講となります。

参加料  4000円

 

15日(土)針1本で簡単半衿つけ16:00-18:00

*注意  3名以上の参加で開講となります。

参加料   3000円

 

いずれも要予約

 

連絡先

仁井 ひさえ

wafuku43☆gmail.com   (☆を@に変えてください)

HP https://wafukusitate43.jimdo.com

ブログきものを愛する和服仕立人の…毎日https://blogs.yahoo.co.jp/wafukukoubouhisae

 

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