あっという間に2月も終わりとなり、年度末の慌ただしさがさまざまな所で見えてくる中、笑恵館の改修工事も内部工事の最終段階に入りました。
造作家具(カウンターや棚)の設置、建具(扉)の設置、そしてクリーニング。クリーニングを終えると床の塗装の準備になります。クリーニングの為に床の養生シートが撤去されると初めて内部空間の完成があと僅かであることを実感することができます。家具もなく広々としたこの空間も1週間後にはパン屋さんの試運転+試食会、様々なイベントで賑わうことを想い描きつつ進んでいます。
床塗装はすべての物を撤去して塗装を数回行います。この間は塗装担当以外は立入禁止となります。床は一般的にデッキ材と呼ばれる材料を使用して、90センチ角ごとに方向を変えて市松模様になっています。施工者には手間のかかる貼り方ですが、長さを揃えるだけでなく角部分を(少しだけ斜めに削りとる)面取りして、固定するビスの穴の位置を揃えて取付ています。ご訪問の際は床面にもご注目ください。